2006年05月20日
 ■  犬鳴き峠について

ウス。最近ノートパソコン自体開いていない安倍です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、なぜだかわからないけれど、犬鳴き峠の回がすごく人気で
犬鳴き峠をバカにするなとか、いい加減にしろとか、殺すとか、
ブラク民がいて殺されるだとか、メールアドレスはヤフーのフリーアドレスなのに、
IPアドレスからの情報だと、PLALAに加入している人からのメールや、
北九州に住んでいるJ:COMに加入している人からのコメントもあります。

もちろん、削除するコメントも多いのですがだんだん面倒になってきたのでここで一筆。

先ず、私は犬鳴き峠旧道(現在通行不可)にハイキングに行ったことがあります。

そのころはまだ若かった事もあり幽霊なんていないだろうと思っていたし、(今もだけど)
写真いっぱいとって面白い物がとれればいいやーなんて安易な事を考えていました。

現地に到着したあと、トンネルの不快さに驚きました。

まず、落書きがひどい。

性器の隠語はもちろん、中には「もう一度死ね」など心ない落書きも多数ありました。
また、その不快感とは別にトンネルの中は入り口少し先から手彫りになっており、
凹凸のある壁が私の恐怖心を増幅させました。
それでも、まだいたずら心のあった私は、トンネルの中や外観、山の風景を使い捨てカメラで
とりまくりました。

写真をとるのも飽きた頃、もっと過剰な刺激がほしかった私は連れてきた友人に
トンネルを通過するよう命令しました。

彼は嫌だとは言いながらも、その場の雰囲気からは逃れられず仕方なくトンネルへ入ることと
なりました。

その勇気ある姿を私は後ろからカメラで記録しました。

周りのみんなも、トンネルの中へ入っていった彼もドキドキしながら見守りました。

なにせ、一人でトンネル通過ですから、何かあったら事です。
でも、その「事」が起こらないかドキドキしていたのかもしれません。

そんな期待とは裏腹に、トンネルを無事通過。
その後折り返して戻ってくる彼。

決して振り返りもせず、走りもせずゆっくりとした足取りでおどおどしながら戻ってくる。
大きく深呼吸をして無事生還。

「どうだった?」

とワクワクしながら聞いてみると

「別に、何ともないよ」

とのこと。
なんだ、何ともないのか。と思いながらもその後は度胸だめし。
連れてきた友人全員一人ずつトンネル通過。

バカ騒ぎしながら遊んでいると、その中の一人が驚いた表情で一点を見つめ始めました。
どうしたのか聞いても、

「やばい。」

としか答えず。
何がやばいのかわからない。
わからないし、表情が消えていることからふざけているようには思えない。

それでも何か事が起こったのだと、彼の写真を撮り続けました。
3枚ほどとったところで、彼がついに「帰ろう」と言い出しました。
まあ十分遊んだしと帰り支度をしていたところ、

「急げ!」

彼が叫びました。
何がなんだかわからずクルマに乗り込みます。

運転は叫んでいた彼。
今思うと、そんな精神状態のやつに運転をさせるのはどうかと思いますが、
免許持ってる奴が彼だけだったので仕方ありません。

クルマが一台通れるくらいの細い道を時速80km位で走ります。

どっちかというとその行為の方が怖いような気もしますが仕方ありません。

「光がくる光がくる」

運転しながら彼が意味不明なことを話し出します。
ああ、これは、ちょっとアレになったかな?
と思いながらも半信半疑で聞き返します。

「光?きてないよ?」

彼は私の言葉を無視し運転し続けます。
程なくしていぬ鳴き峠新道までたどり着きました。

ひとまず彼を落ち着かせ状況を聞きます。
何があったのか。光とは何か。聞きたいことはたくさんあります。
一つ一つ聞くも、

「見えなかった?光が。」

とだけ話します。
他にも光を見たという人は誰もいなく、見間違いだろうと言うことで話は終わりました。

数日後、持っていたカメラを現像しました。

もちろん何も写っていないだろうと思っていたのですが、おかしな写真が数枚。

まず、最初にトンネル通過のためトンネルに向かう彼の写真。
トンネルの闇が彼の頭だけを飲み込んで首から上が写っていません。

もちろん、これはお昼間にとっているので光の加減だったのかもしれません。

しかし、その後からの写真が急激におかしくなります。

最後に光がくると訳のわからないことを言い出した彼の写真は、
人物だけが鮮明に写り、背景が薄暗い写真になっています。

その直後の写真では背景がほぼ見えない状態になり、
最後の一枚は完全に背景が見えない状態の写真が撮れていました。

私は写真に詳しくないのでそのような写真が撮れるのかどうかはわかりません。

しかし、写真だけ見る限り、どうやってとったのか説明がつかないのです。

拝啓だけが徐々に暗くなり、人物だけが鮮明に写るなんて方法がお昼間にできるのでしょうか。

光がくる

という言葉はいったい何を意味していたのでしょうか。

まぁ、十年ほどたった今でも全員健在で元気に暮らしています。
遊び半分というか、遊び全部で行った犬鳴き峠。

現在は通行不可の状態になっているので同じ事はできませんが、
元々幽霊なんていないと思っているので、犬鳴き峠でコックリさんでもやろうかとおもいます。
三原君が。

ああ・・・。こんな事書くから怒られるんだろうな。

まぁ・・・。とにかく、あそこはふつうのトンネルではないかもしれません。

しかし、新道の方は何にもないと思いますよ。

祖母が入院していた頃、看病のため北九州へ往復していた頃犬鳴き峠通ってましたから。
ましてや、ブラク民がいて、殺されるとか。そんなことは言わないでほしいかな。

私の友人に部落出身の方がたくさんいます。
でも、部落が野蛮だって思ったことは一度もありませんし、大切な友人です。
犬鳴き峠からその話までなるのはどうにも解せません。

そんな事を思う一日でした。

投稿者 yuma_abe : 10:54 | トラックバック